
新型コロナウイルスの感染拡大で、「安心して話せる相手や場所につながれなくなった」と答えたLGBTなど性的少数者の若者が約四割に上ることが、当事者団体の緊急アンケートで分かった。家族など身近な人に理解されず、居場所がないという声が上がった。 (奥野斐)
アンケートは、LGBTの情報発信拠点の開設を目指す「プライドハウス東京」が五月十一日から六月十四日までインターネット上で行い、十二〜三十四歳の千六百五十四人が答えた。回答者の54・4%が同性愛者、両性愛者らで、45・6%が出生時の性別と異なる性を生きるトランスジェンダーだった。
コロナ禍で「セクシュアリティー(性のあり方)について、安心して話せる相手や場所とつながれなくなった/つながりづらくなった」と答えた人は36・4%。「同じ境遇の人に出会うのが難しく、孤独を感じる」との声があった。
「家族など同居人との生活で困難を抱えている」という人は73・1%に上り、具体的には「実家に戻り、カミングアウトしていないため親に服装や将来のことを言われる」「理解のない兄弟が在宅勤務になり、心ないことを言われる」「セクシュアリティーを隠さないといけない」といった例が並んだ。
一方、家族との生活に困難を感じていない当事者の多くが、本人のセクシュアリティーを肯定的に捉える同居人が少なくとも一人はいると答えた。団体代表の松中権(ごん)さんは「オンラインでも、若い当事者が安心して交流できる場所や支援が必要」と話す。
アンケート結果は二十二日午後七時半から、オンライン報告会で発表される。視聴方法など詳細は同団体ホームページへ。
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「安心できる人、場所につながれない」 LGBTの若者36・4% 当事者団体アンケート - 東京新聞
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