28日未明にも東北地方に上陸する恐れのある台風8号への備えや心構えを、災害情報などに詳しい東北大災害科学国際研究所の佐藤翔輔准教授が語った。
激しい雨になるのは夜間と予想される。明るいうちに安全な場所へ避難する必要がある。
浸水や土砂災害などの危険性が高い場所に住んでいる人は、今夜は自宅でなく安全な場所に宿泊してほしい。避難所が開設されていなかったり、新型コロナウイルス感染が心配だったりする場合、親戚や友人などの家、ホテル、旅館などに宿泊を。働いている人は早めに帰宅し、家族とともに安全な場所に移ってほしい。
今回の台風は東から西に進むのが特徴だ。太平洋側の場合、大雨が河川の下流側から上流側に移動することになる。下流側で雨がやんでも上流側で降り続けていれば、河川が氾濫する危険性は十分ある。雨がやんでも河川に近づかず、避難を続けることが重要だ。
自治体の防災担当者は、昼間のうちに避難所を開設したり、高齢者等避難を発令したりすることを検討してほしい。
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