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Wednesday, June 30, 2021

2年ぶり名古屋場所、有観客へ準備 席に間隔・換気徹底 - 中日新聞

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位置をずらして座布団が並べられた観覧席=30日、名古屋市中区のドルフィンズアリーナで

位置をずらして座布団が並べられた観覧席=30日、名古屋市中区のドルフィンズアリーナで

 二年ぶりに開催される大相撲名古屋場所(七月四日初日、中日新聞社共催)を控え、同場所先発事務所は三十日、会場となる名古屋市中区のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)の準備状況を報道陣に公開した。新型コロナウイルスと暑さの両面で安全安心の運営を目指すという。

 今年二月から、感染予防に詳しい東大医科学研究所の四柳宏教授の指導を受けて準備を進めてきた。収容人数は例年の半数以下となる約三千八百人が上限。四人用升席は二人使用とし、椅子席は間隔を空ける。客席では必要な水分補給以外の飲食は禁止。屋外バルコニーに飲食エリアを設ける。客席ではマスク着用と声援自粛を求める。

 入場口付近は検温と消毒で密になりやすい。観客同士の距離を取るため、日よけ用テントで行列に対応する。入場口に空気を吹き出す装置を取り付け、会場の三階窓はすべて開放。大型扇風機を各所に置いて換気を促す。観客が入場する午後一〜六時の時間帯は民間救急車二台が常駐する。

 観客を入れた地方場所の再開は一年八カ月ぶり。名古屋場所の成否は今後の試金石となる。四柳教授は本紙の取材に対し「マスクをしたままの観戦だと喉が渇いていることに気づきにくい。脱水に...

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