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Friday, July 30, 2021

気軽に憩える場所、旧園舎カフェ復活 甲賀の主婦ら、常連の声に応え - 中日新聞

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営業を再開したカフェで接客する西村さん(手前左)と平子さん=甲賀市土山町で

営業を再開したカフェで接客する西村さん(手前左)と平子さん=甲賀市土山町で

 閉園した旧山内保育園(甲賀市土山町)を活用して地元の主婦二人が運営し、一月末にいったん閉店していた「へき地カフェミハルカス」が二十五日、再開した。気軽に憩える場所として親しまれ、再開を望む地域住民の声に応えた。二人は、今後の運営費に充てるためクラウドファンディング(CF)で支援を呼び掛けている。(島将之)

 運営するのは平子明美さん(55)と西村慶さん(47)。二人は過疎高齢化が進む地域を盛り上げようと、園舎を市から借りて一九年十一月に営業を開始。平子さんがコーヒー、西村さんが焼き菓子を提供してきた。店名は閉校した旧山内小の校歌の一節「鈴鹿の山を みはるかす」にちなんだ。

 貸与期間を終えて一度は閉めたが、常連客から「なくなるのは寂しい」との声が上がった。新型コロナウイルス禍で住民が顔を合わせる機会がさらに減り、再開が必要と感じたという。市の跡地活用の事業者公募に再び応募し、今月から三年間、施設を無償で借り、市から光熱費などで百二十万円の補助を受けた。

 二十五日は地域の出店者がパンや小物を販売。採れたて野菜なども売り出され、来店者でにぎわった。旧山内小・保育園跡地活用検討協議会の委員長だ...

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