３場所ぶりに関脇に復帰した御嶽海が１日、大相撲夏場所（２４日初日、両国国技館）に向けた稽古の様子を日本相撲協会を通じて紹介した。東京都墨田区の出羽海部屋で３０キロの重りを持って足腰を鍛えている写真を提供し、報道陣からの書面取材に「三役から落ちることがないように上を目指したい」と決意を込めた。
新型コロナウイルスの感染防止のため、同協会はぶつかり稽古など力士同士が接触する稽古の自粛を各部屋に求めている。御嶽海も基礎運動を中心に行っているといい、「じっくり鍛えられている」と自身の状況を説明した。
史上２位となる三役連続在位１７場所の記録を持ち、大関に一番近い力士と目されていた。しかし、今年１月の初場所で１８場所ぶりに平幕に陥落。３月の春場所中には「また一からやるしかない。自分の相撲を見つめ直す」と話すなど、原点の押し相撲を磨いてきた。この場所で１０勝を挙げ、定位置の関脇に戻ってきた。
ウイルスの影響で夏場所の開催可否は決まっていない。２７歳は「１日も早い収束を願っている」とし、開催されれば「皆さんに元気な相撲を届けたい」と意気込みを示した。
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May 01, 2020 at 01:10PM
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関脇復帰の御嶽海「上を目指したい」 夏場所に向け基礎運動に励む - 産経ニュース
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