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しかも場所は秘密で、ゲリラ的に行われています。
何故なんでしょうか?
春の夜空に突然開いた大輪の花。
夏の風物詩と言われる花火ですが、この時期に一体誰が打ち上げたのでしょうか。
仕掛け人は北九州市に工場を持ち、花火の打ち上げに22年携わってきた相田英寿さんです。
【打ち上げ花火に携わり22年 相田英寿さん】
「こういった状況でいつ花火が打てるか分からないよねっていう話を(同僚と)してて、北九州市でたくさんの(人が)見えるところで人が集まらないように工夫しながらだったら、花火やってもいいんじゃないかなっていう話になって」
相田さんの会社もおよそ30件のイベントが中止になるなど、苦境に立たされています。
しかし大勢の人が同じ苦しみを抱えるなか、自宅にこもる人たちを元気づけたいと小規模ですが、花火を無料で打ち上げることにしたのです。
【相田英寿さん】
「いつもは依頼されて打つことばっかりなんですけど、今回に関しては自分たちで考えて花火を打つっていう。同じ花火でも打ち上げに対する気持ちっていうのはやっぱり違いますね」
しかし問題は大々的に実施することを広めてしまうと、観客が大勢集まる「密集」状態を作ってしまうことです。
【相田英寿さん】
「群衆ができてほしくないっていう、それができてしまえばやってる意味が無くなってしまうので、打ち上げ場所は『秘密』で」
花火を自宅から楽しんでもらうよう、住民には場所を明かさず「日時」と「打ち上がる方角」のみを伝えました。
花火のラベルには「希望の花」「スマイル」「みんなで戦おう」の文字が。
いったいどんな花火が打ち上がるのでしょうか。
打ち上げの日を心待ちにしていた小倉南区の小尾さん家族です。
ベランダに出てその瞬間を待ちます。
【相田英寿さん】
「10秒前です」
【小尾さん家族】
「きたーー!」
元気を取り戻して欲しいー
相田さんたちの思いが詰まった色鮮やかな花火が、春の夜空に咲きました。
【小尾さん家族】
「最後が綺麗でした。僕も最後が綺麗でした」
「心が晴れるような気がしますね」
「(子供たちも)学校行けないんで、こういったもので気分転換してもらえれば嬉しいなと思います」
打ち上げを終えた相田さんはー
【相田英寿さん】
「まずは無事にあがって良かったなと」
「これからも皆さんに喜んでもらえたり、外出自粛の抑制というか、家にいる目的というのがひとつできるのであれば、今後もずっとやっていければなと思っています」
小倉の空に打ち上げられた花火は、夜の闇を照らすように、我慢の日々を送る人々の気持ちを優しく照らしています。
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April 23, 2020 at 06:15PM
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