４日に初日を迎える大相撲名古屋場所に、三役昇進後初めて臨む福島市出身の小結若隆景関（２６）を応援しようと、同市の県観光物産館で３日、通常は両国国技館（東京都）などでしか買えない応援グッズの販売が始まった。１０月１日まで。
若隆景関は、東の前頭筆頭として臨んだ夏場所で９勝６敗と勝ち越し、名古屋場所の番付で小結に昇進。県出身力士の新三役昇進は、玉乃島関（泉崎村出身）以来２０年ぶりで、福島市役所に懸垂幕が掲げられるなど、地元の期待は高まっている。
コロナ禍で県をまたいだ移動が制限される中、地元から活躍を後押ししようと、同館が販売を企画。日本相撲協会の許可を得て実現にこぎ着けた。桜田武館長（５１）は「なかなか現地には行けないが、グッズで相撲を身近に感じ、地元の英雄を応援してもらいたい」と声を弾ませた。
館内には、特設コーナーが設けられ、「若隆景」と書かれたのぼり旗やマグネットなど、国技館や開催場所でしか買えないグッズが所狭しと並び、訪れた人が次々と購入していた。家族４人で訪れ、のぼり旗を購入した同市泉の会社員武田松男さん（４５）は「テレビの前で子どもと一緒に応援したい」と笑顔を見せた。
３日は、若隆景関の父大波政志さん（５４）も会場を訪れた。「反響は本人にも届き、励みになっている。さらに上を目指す姿を見てもらいたい」と語った。
からの記事と詳細 ( 若隆景グッズ福島でも 名古屋場所きょう初日 県観光物産館で販売 - 読売新聞 )
https://ift.tt/3AkzesF
No comments:
Post a Comment