人工知能(AI)を駆使し、利用者の予約に応じてルートなどを選択するオンデマンドバスの試験運行が、高萩市内で来月から始まる。オンデマンドバスは全国に広がっているが、路線バスに導入するのは珍しく、県内では初めて。市や茨城交通は来年四月の本格運行を目指している。
利用者が乗車場所や行き先をスマートフォンのアプリで入力すると、AIが予約状況に合わせてルートやスケジュールを算出し、効率的に運行するシステム。茨城交通が設置しているバス停九十六カ所のほか、「仮想バス停」二十八カ所を設定し、計百二十四カ所で乗降できる。
試験運行は七月一日からバス一台でスタート。来年三月までの九カ月を三分割し、バスの台数や運行エリアを順次拡大する。
二十八日は、市役所周辺で関係者向けの試験運転が実施された。AIが決定したルートが運転席のタブレット端末に表示され、それに沿って運転した。
市は、システムの整備に二千四百万円、運行経費に千百万円を投じた。導入の背景には、赤字路線の補助金が年々増加していることもある。
市企画広報課の稲垣健一係長は「これまで運行本数が少なかったエリアにも柔軟に運行できるので、買い物などで気軽に利用できる」と話している。
試験運行の時間は午前八時半〜午後三時、料金は一律で大人三百円、子ども百五十円。(保坂千裕)
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