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Friday, November 12, 2021

期待は既に大入り…14日2年ぶり九州場所 - 読売新聞

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 2年ぶりに福岡市で開催される大相撲九州場所の初日が、14日に迫った。目前に熱戦を控え、九州の相撲ファンらは期待に胸を膨らませている。

 13日朝、福岡国際センター(福岡市博多区)で行われた土俵祭では、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)らが15日間の安全を祈願した。祭主の行司が祝詞を奏上し、土俵中央に縁起物を納めるなどした後、触れ太鼓が土俵を3周して締めくくり、準備が整った。

 九州出身力士の地元では、支援者らが取組を心待ちにしている。

 大関昇進後、初の九州での土俵となる正代関。出身地・熊本県宇土市後援会の金田光生会長(69)は11日目に応援に訪れ、「馬力をつけてもらいたい」と熊本名産の馬刺しを差し入れる予定だ。正代関が30歳の誕生日を迎えた今月5日にメールでやり取りし、「九州場所は頑張ります」とメッセージを受け取った。活躍を想定して地元では場所後の祝賀会の準備も進めており、金田会長は「(横綱の)照ノ富士関を何とか倒してもらいたい」と力を込める。

 前頭17枚目の松鳳山関の地元・福岡県築上町では、ご当所で7場所ぶりの幕内復帰に後援会関係者が沸く。そろいの法被やグッズを身につけて応援に駆けつける計画で、松山英治会長(57)は「本人は『必ず幕内に戻る』と言っていたので、九州場所でその姿を見られて感激している。悔いなく一番一番を取ってほしい」と語る。

 秋場所後に横綱白鵬関が引退し、今場所は鹿児島県出身の関脇・明生関ら若手の台頭も注目される。12日目に観戦する予定という福岡市東区の男性(71)は「若い人がどんどん出てきて盛り上げてほしい。せっかく目の前で観戦するので、力士がぶつかり合う音など独特の雰囲気を楽しみたい」と期待した。

 九州場所では様々な新型コロナ対策が取られる。密を避けるため、4人が座る升席を2人用にするなど定員を通常の半分の約3700人とし、各所に大型扇風機を設置して換気を促す。大声を上げての応援はできず、必要な水分補給を除いて飲食は屋外に設けた専用エリアだけで認められる。アルコールは販売せず、持ち込みも禁止となる。

 九州場所担当部長の境川親方(元小結両国)は「いよいよ、という雰囲気になった。(升席などで)声援を送れなければ、飲食もできないけれど、去年福岡で開催できなかった分、お客さんには楽しんでほしい」と話している。

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