スケボーを楽しむ子どもたち=鹿児島市の中央公園
女子ストリートで13歳の西矢椛選手が金メダルを獲得した翌日の7月27日夕、鹿児島市の中央公園にはスケボー少年6、7人が集まっていた。同市の専門学校2年の男性(19)は「人間とは思えない正確な動き。まじ上がったっス」と興奮。8月4日、女子パークでも四十住(よそずみ)さくら選手(19)が優勝し、追い風はさらに強まりそうだ。
いちき串木野市新港の緑地公園では五輪選手がメディアに露出し始めた今春以降、10代の利用者が増加。メダルラッシュに伴い見学する住民も出てきた。10年以上滑る同市の男性会社員(37)は「やんちゃな子の遊びという偏見が和らぎスポーツとして認められ始めた」と喜ぶ。
ボードの売れ行きも好調だ。鹿児島市のムラサキスポーツイオンモール鹿児島店では昨年5月以降、売り上げが伸び、昨年の販売数は例年の3倍の約900本だった。川田浩人店長(44)は「コロナの巣ごもり期間に競技を知った人や五輪の影響で再び始めたスケーターが多い」と話す。
一方で、騒音や危険性を指摘されることも少なくない。鹿児島市は安全利用を条件に公園でのスケボーを認めている。ただ利用の多い中央公園では「うるさい」「場所を占領している」との苦情もあり、午後9時以降の利用を禁じている。
専用施設について、市は「競技人口を把握した上で必要性を検討したい」と説明。スケーターの映像作品を手掛ける同市の林田和則さん(42)は「滑れる場所がなくやめていく人も多い。気軽に挑戦できる環境を整えてほしい」と訴える。
からの記事と詳細 ( 五輪で注目、スケボー熱高まるが… 少ない練習場所、「うるさい」と苦情も 鹿児島 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞 )
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