Pages

Saturday, January 23, 2021

山陰中央新報社|荒れる初場所 - 山陰中央新報

cicilopo.blogspot.com

 大相撲には「荒れる春場所」という言葉がある。春場所が開かれる3月は寒暖差が激しく、力士も体調管理が難しいため、番狂わせが起きやすいというのが定説だ。2000年には前頭14枚目の貴闘力が史上初の幕尻優勝を果たした▼ただ、それ以降で賜杯を手にしたのは横綱と大関のみ。開催された5場所全てで優勝力士が異なった昨年も、番付通りに横綱白鵬が制し、「順当な春場所」と言える。むしろ「荒れる」のは1月の初場所のようだ▼ここ5年は琴奨菊、稀勢の里、栃ノ心、玉鷲、徳勝龍と初優勝が続いた。琴奨菊と稀勢の里は当時大関だったので実力通りながら、昨年の徳勝龍は貴闘力以来の幕尻優勝だった。「気候が変わってきたせいか、春場所より初場所の方が体調管理が難しいのでは」とは4年前に賜杯を抱いた元稀勢の里の荒磯親方▼今年の初場所も荒れに荒れている。両横綱が不在の中、綱とりが懸かった大関貴景勝が初日から4連敗を喫し、よもやの途中休場。大関復帰への足がかりにしたい照ノ富士は前半戦でもたつき、期待の郷土力士・隠岐の海もいまひとつ星が伸びない▼「荒れる初場所」もきょうが千秋楽。優勝争いは、初日から快進撃を続ける前頭筆頭の大栄翔と、かど番を脱出し2場所ぶりの優勝を狙う大関正代に絞られた。6年連続の初優勝力士誕生か、大関が番付通り実力を示すか。寒さを忘れて手に汗握る。(健)

Let's block ads! (Why?)


からの記事と詳細 ( 山陰中央新報社|荒れる初場所 - 山陰中央新報 )
https://ift.tt/363OqwE

No comments:

Post a Comment